CanguRoの概要

CanguRo

Photo: Yusuke Nishibe

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千葉工業大学 未来ロボット技術研究センターfuRo (所長:古田貴之)とプロダクトデザイナー 山中俊治は、変形する搭乗型・知能ロボット: RidRoidシリーズ:「CanguRo」を企画・開発した。

シリーズ名: RidRoid
Ride(乗り物)+Roid(ロボット)=RidRoid

ロボット名称:
CanguRo (イタリア語でカンガルーを意味する)

RidRoidシリーズ: CanguRo とは

かつて“馬”は人のパートナーであり、乗り物でもあった。この馬をコンセプトに、現代の最新ロボティクス、AI技術をプロダクトデザインで融合させることで生まれた未来の機械生命体、それが CanguRo である。CanguRo は普段は主人に寄り添うパートナーロボット、そして移動の際にはトランスフォームし、主人の身体機能を拡張する人機一体の乗り物となる。
フォードT型が量産され自動車が生まれてから100年、そろそろAI時代の現代にふさわしい、人と乗り物の全く新しい関係を築こうではないか。

機能概要

CanguRo はロイドモード(ロボット)時は、映画に登場する相棒ロボットのように、時には主人の後ろを健気についてきてショッピング等をサポートし、時には、友人・家族とのコミュニケーションロボットとなる。遠方にいても、スマートフォンやタブレットPCで呼び出すと、fuRo独自のSLAM技術:scanSLAMにより、指定の場所まで完全自動操縦機能で迎えに来てくれる。いつもそばにいてくれるパートナーロボットとして機能する。

主人が移動をしたいときには、ライドモードに自動で電動変形(トランスフォーム)する。一旦、ライドモードとなるとCanguRo は、身体の一部となり移動をサポートする。旋回するときには、CanguRoが自らのボディを変形させ姿勢を傾けながら旋回してくれる。それはあたかもスキーでスラロームを滑るかのような身体一体感を実現する。 

CanguRoの本体にはボディソニックスピーカーが内蔵されている。移動速度に応じたCanguRoのハートビートの鼓動により、搭乗者は移動スピードをサドルの振動を通じて身体全体で直感的に感じ取ることができる。さらに、ハンドルの力覚フィードバック機能で、旋回時の回転半径もリアルタイムで “体感”することができる。これらの体感機能は“人機一体感”を作り出すために実装された技術である。 万が一、事故を起こしそうになってもスマートストップ機能で未然に衝突を回避し自動ブレーキが働く。 このように、ひとたび、CanguRoに乗ると、移動機能と感覚機能が拡張され身体の一部となる。

用語説明

SLAM (Simultaneous Localization and Mapping) 技術とは、レーザーやカメラ等のセンサの情報を解析して自己の位置を推定しつつ周囲の地図を構築する、自動操縦やロボットにおける”人間の目”の役割に相当するコア技術。